山形蔵王温泉スキー場の樹氷

山形蔵王温泉スキー場といえば、まず思い出されるのはモンスターと呼ばれる樹氷です。山形蔵王温泉スキー場のゲレンデは300haを超える面積を誇る、日本でも指折りの大規模なスキー場です。1日では、とてもすべてのコースを滑走することはできません。ゲレンデトップの標高は1660mもあることから、山頂付近では幻想的な樹氷原が広がっているのです。夜には樹氷がライトアップされる時もあるので一見の価値あり、と思います。ロープウェイ3本とゴンドラリフト1本をはじめとしたリフト本数は42本になり、コース数は25本にもなります。山形蔵王温泉スキー場の看板コースはやはり樹氷原コースでしょうか。蔵王ロープウェイ山頂線の山頂駅からザンゲ坂を下りて樹氷原コースに入っていきます。ここから横倉ゲレンデまでは約8km、大森ゲレンデまでは9kmもあり、かなり長い距離を滑走できます。1本滑れば、半日分の滑走距離を稼ぐことがでます。樹氷原コースから横倉ゲレンデまで滑走する途中に「横倉のカベ」と呼ばれるコースがあります。蔵王温泉スキー場を訪れる上級者ならば、1度はチャレンジしてみたいコースです。横倉のカベのコース長は250mほどしかありませんが、最大斜度は38度もあります。そのため、コース上部から覗き込むと垂直の壁に見えてきます。中級者は覗き込むだけで足がすくんでしまうため、迂回コースに回っていきます。横倉のカベを滑走するにあたって必要なのは技術というより度胸であるようです。

黒姫ゲレンデ

山形蔵王温泉スキー場の山麓には温泉街が広がっていますが、その温泉街から離れたところにあるゲレンデは黒姫ゲレンデです。黒姫ゲレンデにはゲレンデに直結した駐車場もあることから、スキー場を訪れる日帰り客に重宝されているゲレンデです。黒姫ゲレンデには1000mを軽く超えるクワットリフトが2本架けられています。この2本のクワットリフトを利用するコースは黒姫スーパージャイアントコースとなります。黒姫スーパージャイアントコースは全長1700mの中斜面で、高速ターンを行いながら滑走すると爽快な気分を味わうことができます。初級者は中森ゲレンデがお勧めです。緩やかな斜面が1000m近くも続き、幅があることに加えてフラットであるため、初級者の練習用のコースとしては最適であると思います。幅があるといえは、百万人ゲレンデもとても広いゲレンデです。百万人ゲレンデのコース幅は広いところで130mくらいあるようです。百万人ゲレンデはスキー場の中腹に位置するため、眺望も良いため、気持ちよく滑走できます。上級者であれば、ハーネンカムコースに挑戦してみましょう。ハーネンカムコースは国体やインターハイでよく使用されるコースで、Aコース、Bコース、Cコースがあります。AコースとBコースは、FISが公認した競技コースで、コースの出発地点の斜度は38度もあることから、上級者でも気軽に滑り始めることができません。このコースをノンストップで滑り降りたのであれば、どんな上級者でも太ももの筋肉が「パンパン」になると言われています。

山形蔵王温泉

山形蔵王温泉スキー場は大変広いスキー場ですので、ぜひ宿泊して楽しみたいものです。スキー場の山麓にある温泉街には150軒近くの宿泊施設があり、そのほとんどは温泉を引いています。蔵王温泉は山形県内でもトップクラスの湯量を誇る温泉です。温泉の泉質は強酸性で、神経痛や皮膚病に効くようです。また、美肌効果もあると言われているため、女性にも人気のある温泉です。温泉街の中には3つの共同浴場があります。宿の温泉もいいですが、外湯めぐりもお勧めです。温泉街に近い「上湯」と「下湯」、温泉街から少し離れたところにある「川原湯」です。昔ながらの温泉情緒が味わえるばかりでなく、地元の人たちと触れ合う機会があるかもしれません。外湯を楽しんだあとは、温泉街めぐりに出かけてみてください。飲食店や土産物店も充実しています。ただし、スキーを思いっきり楽しんでしまった身体には、そんな体力は残っていないかもしれませんが。昔ながらの外湯以外にも、近代的な日帰り温泉施設もあるので、安心してください。スキーで疲れた身体を、温泉で癒すことができれば、大変すばらしい気分転換になることでしょう。樹氷のライトアップに出かけてみるのもいいかもしれません。年末年始と1月の週末、そして2月初旬から3月の上旬にかけて樹氷原がライトアップされますので、ロープウェイに乗って出かけましょう。だだし、真冬の樹氷原ですので、防寒対策は完璧にして出かけたいものです。

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